任天堂最新タイトル『バディミッションBOND』をレビュー!

任天堂最新タイトル『バディミッションBOND』をレビュー!

2020年10月、Nintendo Direct miniの大トリとして電撃発表され、世間をザワつかせた任天堂×コーエーの『バディミッションBOND』がとうとう1月29日に発売されたのでプレイ。さすが任天堂と言わざるを得ない面白いゲームだったので紹介していく!

本作と言えばティザーPVで漫画家、村田雄介先生デザインの美男子4人や捜査、潜入といった要素がチラっと出て、ノベルなのかアクションなのか、少し想像しづらいゲームだなと思った人も多かったはず。
このゲームは物語を楽しむノベルパート、情報を集めて推理する捜査パートを繰り返して、いくつかの章では解答編として潜入パートが用意されているという形になっている。

大部分を占めるノベルパートでは村田雄介先生手掛ける多彩なイラストを漫画のようにコマ分けして表示する演出により、ノベルでありながらすごく動きがあって、まるでアニメを見ているかのような感覚で楽しめた。ていうか、先生仕事しすぎで心配になるレベル。いや、ほんとに。描いてる枚数が多すぎる。もうこれだけでファンは満足できるくらい。

▲コマ割りだけでなく、様々な演出が凝らされていて、ノベルゲーとは思えない演出の多さ。

作画はもちろんすごいんだけど、それに合ったキャラとシナリオがもうほーんとにすごかった!
このゲームはPVからも分かる通りサスペンスが要素があり、いわゆる伏線だとかシナリオの完成度がかなり注目されるところではあったんだけど、これは見事に期待に応えたと拍手を贈りたい。
サスペンスとして、謎が謎を呼ぶ息もつかせぬ展開に、出てくるキャラ出てくるキャラがすごく魅力的で、一体どんな展開になっていくんだと本当にわくわくしながら、やめ時が分からなくなるくらい熱中してプレイした。読めるところもあるんだけれど、ちゃんとあっと言わせる作りになっていて、そう繋がるんだ!とか、目頭が熱くなる展開が用意されていて、満足の出来。

キャラも、メインもサブも個性的なキャラばっかりで、メイン4人の掛け合いだけでめーちゃくちゃ楽しいし、それを彩るサブキャラも本当にいい。メインストーリーでは謎を追いながら色んなキャラの助けを得ながら絆を深める熱い話が読めるし、サブキャラも含めてサブストーリーが大ボリュームで用意されていて、これがもう本当にすごく全てのキャラの魅力を深めている。笑えるものから、しんみりするもの、絆を感じるものまで。まさかぽっと出かと思ったキャラにまで細かくサブストーリーが用意されてるのはすごい。

▲4人から2人ずつ6パターンのバディエピソードに加えて、60話以上のサブストーリーも完備。

ちなみに、やっぱり男性プレイヤー目線だと、いわゆる萌えられそうな女性キャラいないのどうなんだろう?って思うところだったんだけど、もう全然問題なし!上記の通り男性キャラたちを見ているだけでめちゃくちゃ楽しいし、孤児院的にここ最近でトップクラスにかわいいヒロインちゃんがいます!マージかわいいから!男だらけの話だけじゃないから!この子との話が読みたすぎてもう続編が欲しいくらい。

▲最強ヒロイン。本当にかわいかったので、本編で楽しんで欲しい。

そしてノベルパートで事件や謎が起きた後は捜査パート。ここはまぁ、こっそりSNSでもけっこう話題になったりしていたんだけど、まぁ正直粗はけっこうある感じだったかなと。
すごろく状のマップから1マスごとに行動力を消費して、制限のある中で情報を集めていくのだけど、これは正直そんなに難しくなくて、最初に表示されるヒントで大抵すぐわかるし、その後の選択肢も無関係なものが混じっていたりと、迷うことはあまりなかったかも。ていうかここがあまりにも粗すぎてSNSでネタにされちゃったポイント。でも完全解答を目指すとけっこう難しかった。最初のヒントでわかるところに答えがなかったりと、多分足を使って粘り強く聞き込みをするのをイメージしたのかも。ただちょっと作業感を感じる部分でもあったかな。あと機密をポロポロこぼしてくれるので、リアリティとかにこだわる人は気になるかもしれない。
一応バディ相手毎に会話に変化があるのは、キャラが好きな人には嬉しいポイント。


▲真面目と言うヒントなら真面目なキャラで捜査。ヒント自体は結構簡単。
▲前後が分からなくても答えが分かるくらいの選択肢。ここは良し悪しかなと。

そして情報が出揃ったら潜入パート!今までのノベルパートとは一転して3Dモデルを使ったアクションパートに移行。いきなり3Dモデルを動かすアクションパートって大丈夫?って思ったんだけど、これがあなどれなくて、今まで集めたヒントを総動員して1つずつ仕掛けを解いていき、ボスに迫っていくのが章のクライマックスって感じでかなりわくわくした!丁度某RPGのレス潜入時のようなわくわく感。ただ、個人的に気になったのは操作感とテンポ。正直真っ直ぐ走るのもちょっと難しいくらいの操作感だし、移動もかなり遅い。扉を開けるときにいちいち演出が入るし、ちょっとだけテンポ悪かったかなと思ったり。

あと、個人的に気になったところの話をするんだけど、潜入パートのところにも書いた通り、テンポが気になるところがちょこちょこあります……。まずスキップモードが少し弱い。周回前提の要素があるのだけど、捜査パートのマップ選択後はスキップが効かないので一々読まないといけない部分が結構あったりする。そして捜査パートで正解のバディを選ぶ毎にアイキャッチが入るんだけど、これが飛ばせない。これが一番テンポ悪いかなと思ったり。あとは潜入パートのところに書いた通りで、このあたりさえなければもっといいゲームだったなと。

▲バディ選択に正解すると毎回入る。飛ばせないから何回見るんだってなる。

というわけでまとめると、テンポの部分で気になるところはあれども、かなり楽しめるゲームでした!さすが任天堂!シナリオもしっかりしているし、読み物を求めている人にも十分満足してもらえるできなんじゃないでしょうか。個人的には、キャラやカップリングを好きになって楽しめるような人には特にオススメできると思っています。すごく楽しかったので続編希望!

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