乙女ゲー未プレイの男性プレイヤーに送る 入りやすくて、熱くなれて泣ける最高クラスノベルゲーム『ジャックジャンヌ』!

乙女ゲー未プレイの男性プレイヤーに送る 入りやすくて、熱くなれて泣ける最高クラスノベルゲーム『ジャックジャンヌ』!

皆さん乙女ゲームやってますか?自分は恥ずかしながら今年初めて手を付けたんですが、想像以上に面白かった!シナリオ重視のノベルゲームといえば男性向けが主戦場で、乙女ゲームは恋愛要素やカップリング、キャラクターに重きをおいてるものが多いんじゃないかな~なんてイメージでいたんだけど、完全に間違ってたね!まさかこんなに泣いて笑ってできるようなお話が乙女ゲームにもあったなんて!
というわけで、今回紹介するのは今年発売の『ジャックジャンヌ!本当に面白くて、色んな人に遊んでもらいたい!!!という気持ちがわいたので、乙女ゲーに不慣れな男性にもオススメしやすい2つのポイントに分けて紹介していきます!


まず男性が乙女ゲームを触れ辛いなと思うポイントの1つ、ビジュアルの話から!乙女ゲームといえばイメージしませんか?少し縦長の顔の、妙にキラキラしたイケメン達を。女性向けで多い絵柄なので、男性的には違和感を持つ人も多いはず。
しかし、この作品のキャラクターデザインは『東京喰種』の石田スイ先生!つまり青年漫画を描いていた方が手掛けているので、ビジュアルが男性にもなじみやすくとても入りやすいんです!ヒーロー達はもちろんサブキャラたちも皆キラキラしすぎず、でも時にはかっこよく、時にはかわいらしく、でも皆個性的に見える素晴らしいデザイン。シナリオの雰囲気もあるんですが、あぁこのキャラに恋をさせたいんだなっていうキラキラ感がなくて、メインサブの垣根なくそのキャラたちを自然に、贔屓目なしに見られるのがいいところかなと!
キャラデザだけではなく原作も石田先生なので、石田先生が手掛けているんだ!っていうところから入るもよし!実績があるので入りやすいはず!


推しのスズくん。かっこいいけど、変にイケメン過ぎない親しみやすさがいいね!



2つ目のポイントはシナリオ!前書きでも少し触れたんだけど、やはり乙女ゲームといえばキラキラしたイケメンと距離を縮める、いわゆる「イケメンを攻略する」という部分が男性的には惹かれないポイントだと思うんですが、このゲーム、ヒーローたちを攻略するのがメインのゲームではないんです!
この作品のあらすじを説明すると、男性のみで構成される劇団の役者を養成する学校「ユニヴェール歌劇学校」に、とある事情から女性である主人公が入学することになり、女性であることを隠しつつ1年最後の舞台で主演を目指すという物語。つまり、ヒーローは主人公が女性とは知らないので変にアピールしてこないし、最後の舞台で主演になるという目標があるので脇目も振らず舞台に打ち込む姿が描かれているんです!
この作品、本当によくできていて、舞台1年生として先輩たちに付いていくために必死に頑張ったり、舞台ごとに生まれる課題や事件を皆で乗り越えたり、女性であることを隠しているからこそ生まれる舞台への葛藤なんかを上手く描いていて、ドキドキとわくわくが止まらない。自分は最後には感情移入しすぎてぐしゃぐしゃになっていたり……。舞台自体も作り込んでいて、現実とのリンクなど、完成度が本当に高い。是非この感動を体験してほしい。
そんなわけで、男性との恋愛を楽しむゲームとは思わず、本当に面白い舞台を題材にしたスポ根作品を読むような気持で遊んでほしい作品です!


舞台の一幕。スチルも、舞台と現実のリンクも、舞台自体のストーリーも、めちゃくちゃすごいのでこの感動に是非触れてほしい。

というわけで、ここまで2つのポイントについて話してきました!まとめると、恋愛作品ではなく舞台を題材にしためちゃくちゃ面白いノベルゲームなので遊んでくれ!!!ということです。もちろんここはちょっとな……って部分もいくつかあるんですけど、それを差し引いてもおつりがくる素晴らしいシナリオなんです!!!本当に乙女ゲーだしなって思いながらプレイしないのはもったいない!これを機に遊んでくれる人が少しでも増えてくれたらうれしいなと思います。体験版もあるし、最初の舞台終わるまで遊べるので、触ってみて気になった方は是非遊んでね!










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